今回はメレルから2024年に出た新作シューズである MTL SKYFIRE 2 と MTL LONG SKY 2 MATRYXを紹介していく。
最近では、SKY running の日本代表選手たちがこぞって履いているシューズということもあり興味を持たれた方も多いかと思う。
アッパーには、トレイルで近年主流となってきたケブラー繊維×高強度ポリアミドでできた”MATRYX®(マトリックス®)”を使用しています。
NNormal や SALOMON も使用している耐摩耗性のある素材を使っています。
ソールはVibramが使われています。
スペック
MTL SKYFIRE 2
価格は、23,100円 (税込)
メンズ 約200g (27.0cm/片足)、レディース 約170g (24.0cm/片足)
ヒール25mm – フォアフット19mm[ドロップ6mm]
ラグの深さは5mm
MTL LONG SKY 2 MATRYX
価格は、こちらも23,100円 (税込)
メンズ 約240g (27.0cm/片足)、レディース 約200g (24.0cm/片足)
ヒール23.5mm – フォアフット19.5mm[ドロップ4mm]
ラグの深さは5mm
実際に走ってみて
まずはMTL SKYFIRE 2 の改良点について。
前作の SKYFIRE はアッパー素材が破れやすく、ソールも薄かったので石を踏むと痛いとの声があり、改良が加えられている。
また、靴ヒモの長さも前回より長く設定されている。しっかり締めたい人には助かるポイントだ。
基本的な部分の変更はせず、全体の欠点をなくしたシューズといえるだろう。5mmのラグはどんな地面にも対応しやすく信頼して足を置くことができた。ソールの白い部分が前作より厚みが増したことで、石を踏んだ時の足裏の痛みが軽減されている。
次はMTL LONG SKY 2 MATRYXでが、こちらは今回メレルから新しくラインナップされたシューズです。AGILITY PEAK 5(アジリティーピーク5)とSKYFIRE 2 のちょうど中間の良いとこ取りをしたシューズです。やっとレースでガシガシ使える仕様になったと感じます!
MTL LONG SKY 2 MATRYXのベースは2022年に出たLONG SKY 2 なので、ミッドソールは全く変わっていません。ただ、重さは軽くになっています。(27cmの場合は、280gから240gになりました。)
ぼくの場合ですが、指先の保護パーツが指先の屈曲時に当たって痛い時があると感じました。
まとめ
今回どちらも履き、魅力的で使いやすいシューズだと感じた。その上でLONG SKY 2 MATRYXは用途が広く、メレルの最初の一足として良いのではないでしょうか。
LONG SKY 2 MATRYXはハセツネCUP 70kmや、今年のTJAR(トランスジャパンアルプスレース)415kmでも履いてゴールした選手がいました。人によってはロングでも使えるスペックを秘めているみたいです。
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