ザノースフェイス Summit VECTIV Sky レビュー

シューズとギア

スペック

  • 価格:¥27,940(税込)
  • サイズ:メンズ 25.0-29.0cm ウィメンズ 22.5-25cm
  • 重量(片足):メンズ 約272g(27.0cm)、ウイメンズ 約227g(25.0cm)
  • カラー:LEDイエロー×TNFブラックUpper/ ウィメンズ LEDイエロー×メルナースレート(LS)
  • ラグの深さ:3.5mm
  • オフセット:4mm(ヒール:21mm/フォアフット:17mm
  • 「VECTIV」システムを搭載
  • 「VECTIV 2.0 ボトム」
  • アッパー: プロテクティブ&ブリーザブルメッシュ、EVAフットベッド
  • Bottom: 3Dカーボンプレート、Pebaxフォームインサート、ハイリバウンドEVAミッドソール、SurfaceCTRLTMラバーアウトソール

VECTIV™ とはソールのこと!

VECTIV™は、3層構造になっているソールの名称です。上から3Dカーボンプレート、VECTIV™ ロッカーミッドソール、サーフェスコントロールとなっている。

3D化されたカーボンプレートは着地したときのブレを防ぎ、ロッカー形状の高反発ミッドソールが前への推進力の発揮する狙いがある。また、アウトソールは防滑性とグリップ力に優れていてあらゆる条件の路面に対応できるような工夫されている。

実際に走ってみて

ぼく自身、初のカーボンプレート入りのトレイルランニングシューズだ。
靴のサイズは、25.5cmをチョイス。普段はトレイル、ランニングシューズなど25cmを穿いているため、指先に若干の広さを感じた。靴ヒモを通す部分は、斜めに穴が配置され足とのフィット感が高い。また、靴ヒモは独特な形をしているが、特に解けやすいようなこともなかった。

ソールはミドルからバーティカル用なだけあって硬めの接地感!

今回のテスト場所は雲取山。山頂まで10kの登り、帰りは10kの下りで、石の多い場所や走れるトレイルも多い絶好のテストコースだ。
登りでは普段より足が前に進みやすさを感じた、カーボンプレートによる安心感がある。下りでの程よい反発は爽快感がある。

この靴に向かないのは石や根の多いテクニカルなセクションだ。カーボンプレートの反発が足捌きに悪影響だと感じた。

まとめ

このシューズは、2023年UTMB Chamonix CCC (100k)にてケイティ・シャイド/ Katie Schide 選手が着用していたシューズでもあります。

VECTIV™は現在、3種類の用途に合わせたシューズが用意されています。
今回紹介したVECTIV Sky は、バーティカルランにも対応できるように、グリップ力を重視した作りとなっています。
かかとでは無くつま先で着地することも想定しているため、ミッドソール前足部の反発性は他の3つのモデルより高く、アウトソールSurfaceCTRL™のラグも細かく、深めに設定されています。

ミッドソールの厚みも路面感覚を捉えられているので、厚底シューズが苦手なランナーにもお勧めしたい。

About VECTIV | VECTIV™ | THE NORTH FACE-GOLDWIN
さらなる進化を遂げたフットウェアテクノロジー< VECTIV™️ 2.0>と搭載した新作のフットウェアシリーズ
【THE NORTH FACE】VECTIV™が2.0に進化。「SUMMIT VECTIV™ PRO」 他全4モデルが登場。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)は、ロングディスタンスのトレイルランニングシーンにおいて、

コメント